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2025-04-13 21:08:00

ほんとうの優しさって、なんだろう

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

私たちは、幼少期から
学校、家庭の中で
「人に優しくあれ」と呪文の
ように言われ続けてきました。

 

そのおかげで、人は優しく
ないといけないという
感覚(感情)縛られている
のではないでしょうか。

 

もちろん、誰かに対して
優しく接することは
とっても大切なことです。
でも、「優しい」って
どういうことなのでしょう。

 

誰かのことを心配して
あれやこれやと世話をやく
のも優しさでしょう。
一方で、相手のことを思って
嫌われるのを覚悟で苦言を
言うのも優しさです。
そして、あえて距離を置くのも
優しさなのかもしれません。

 

優しいと言葉では簡単ですが
本当に大切なのは、独りよがり
にならないことだと思うんです。

 

もし、優しさの背景に自分の
承認欲求が潜んでいる
としたらどうでしょう?

 

例えば、いい人と思われたい
嫌われたくないという
気持ちがあれば、相手のため
と言いながら、自分の欲求を
満たしていることに
なっているかもしれません。

 

また、そんな状況では
相手から対価が得られなければ
「こんなにしてあげてるのに」
と不満に感じてしまうのでは
ないでしょうか。

 

「優しくしなければならない」
という義務の行動には
それ相応の対価を望むのが
人間の心理だと思うんです。

 

人に対して、優しくなければ
ならないと思っているなら
それは本当の優しさでは
ないのかもしれません。

 

人に優しくすることは
義務や責任で行うことでは
なくて、自分がどうしたい
のかが重要で、優しくする
ことに疲れてストレスを
感じるのであれば、そこまで
人に優しくする必要は
ないと思うんですよね。

 

「優しさ」は相手も自分も
OKという状況が作れ、
安心な関係性を築くための
必要な心持ちだと思うんです。

 

誰かに優しくしたい
今、誰かに優しさを向けている
人は、少し立ち止まって
自分の心に何が潜んでいるか
考えてみてください。

 

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2025-04-13 20:01:00

主観に気づくと人間関係が変わる

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

職場の人間関係は、仕事の
成果にも直結する大切な
ものですが、そこに
“主観のズレ”があると
信頼関係は崩れていきます。

 

ベテラン社員側の主観として
・「このくらいは察して動いて」
・「これ、前にも言ったよね?」
・「そんな当たり前のこと聞く?」
というように、今までの経験や
空気感で動くことになれていて
つい、相手に同レベルを
期待してしまいがちです。

 

しかしそれは、自分側の
“主観”であって、相手には
相手の「見えている世界」
があるのです。

 

若手社員側の主観として
・「それ、違うよ」
→人格を否定されたと感じる
・「もっと工夫してみて」
→ダメだしされたと落ち込む
など、ちょっと大げさかも
しれませんが、予想外の
受け止め方をされて
しまうこともあります。

 

特に、年代が違えば
経験値やそもそもの環境が
違っているものです。

 

例えば、探究学習を主に
教育をされてきた若者は
意味や意義を大切にします。

 

一方で、トップダウンの
教育を受けて来た
ミドル世代は、とにかく
言われた通りに手を動かす
ことが当たり前という
感覚の人が多いと思います。

 

その“主観のズレ”が相手に
対する不信感を育てて
信頼関係が壊れてしまう
のではないでしょうか。

 

私たちは、“自分の見え方”を
前提に話すことが多いもの。
そもそも、“自分の主観”
ということにお互いが
気づいていないことが
問題なのです。

 

職場でうまくやっていくために
大切なのは「相手の主観」
を変えることではありません。
自分が「今、自分のフィルター
で相手を見ているかもしれない」
と気づくことです。

 

そのうえで
・相手にとっての当たり前は?
・なぜこういう言動になるの?
・期待しすぎ?
と一歩引いて考えてみることで
すれ違いや不信感を未然に
防ぐことができるのです。

 

それが、“主観”から少し
距離を取ることになり
見えてくるものも
変わってくるはずです。

 

“主観”とは、自分だけの見え方。
それを絶対視すると、相手との
間に壁ができます。
「私はこう思うげど、相手は
違うのかもしれない」
このことを心の中に置く
ことで、人との関係性は
いい方向へ変わっていくはずです。
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2025-04-10 22:19:00

自己理解を深める4か月の挑戦~part2~

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

この4月から、自己理解を
深めるために講座を受講
しているんです。
そこで感じたことを共有。

 

私自身、自己理解をテーマに
教室や講座をしています。
教える側の私がなぜ?
と思う人もいるでしょう。

 

きっかけについては
前のブログで触れてますので
そちらをご覧いただくとして
過去記事はこちらから

 

学び始めて2週間目ですが
早速気づきがあったので
それを共有しようと思います。

 

2週目の課題は
「言語や思考のクセ」を
4日間かけてあぶりだして
使う言語を変えていく
という作業。

 

言葉は思考と直結していて
自分の思考癖が無意識に
言葉を発しているという
状況なんですが、言葉を
拾い出していくうちに
新たな気づきがありました。

 

私の言葉のクセは
「〇〇しなきゃ」
「〇〇やらなきゃ」という
言葉を頻繁に使ってました。

 

この言葉、ほんと私の
「口ぐせ」なんです。
この口ぐせになる思考
パターンは「義務感」。

 

思い返すと、やりたいと
思っていたはずのことが
いつの間にか「義務」に
なっていたということも
多々あるのです。

 

それだと、気づかないうちに
やりたいと思ってたことが
ただの「義務」になって
しまっていたら、楽しいと
思えなくなりますよね。

 

かと言って、「や~めた」と
簡単に投げ出すことも
私にとっては許せない
というジレンマを抱えて
しんどくなって、その
サイクルから抜け出せなく
なってしまうんです。

 

そもそも、飽き性でもある
私は、飽きてきたころに
この「義務感」が発動する
ことに気づいたんです。

 

趣味ならともかく、仕事では
飽きたからと言って、簡単に
やめることはできません。

 

そこで、たどり着いたのが
「やらなきゃ」と口ぐせが
出たときに、「何のために?」
と考えることにしました。

 

「やらなきゃ」と思っている
ことの始まりは、「やりたい」と
思って始めたことのはずで
そこには「何のため」に
それをするのかと考えて
選び取ったことなのです。

 

だからこそ、「何のために」と
立ち返ることで、
「〇〇のために始めたこと」
なんだと思い出して
苦しい「義務感」から解放
されて、あらためて
「やりたい」と思い直すことが
できるということに気づきました。

 

心理学の勉強を始めてから
15年以上経ちますが
この無意識に潜んでいる
「クセ」は厄介で、定期的に
拾い出して整理しないと
思ってもみない方向に進んで
しまっていることもあるんです。

 

しかも、どんなに勉強を
重ねても、無意識を整理する
のは至難の業なので、今回は
別のプロの力をお借りして
無意識の整理をしていこう
と思っています。

 

来週の月曜日には
個別のコンサルがあるので
そこでまた新たな発見が
できるんじゃないかと
ワクワクしています。
また、近況を共有しますね~

 

そして、この記事を読んで
少しでも心が反応した人は
今が無意識の整理の
「チャンス」なのかも。

 

今日1日、どんな言葉を
発したかメモしてみては
いかがでしょうか。
何か気づきがあるかも
しれませんよ。

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2025-04-07 10:31:00

問題が解決しない本当の理由とは

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

「何で私ばかりがこんな
思いをするんだろう」
「あの人さえいなければ」
そんなふうに思ったことは
誰にでもあるのでは
ないでしょうか。

 

人間関係のトラブルや
家庭内のすれ違いなどが
起きると、つい原因を外に
探したくなるのが人間の
自然な反応です。

 

でも、実はその“問題”の
本当の答えは自分の中に
あることがほとんどです。

 

例えば、職場で同僚と
うまくいかない時は
「相手が意地悪」だとか
「相手が自分勝手」とかと
感じるかもしれません。

 

でも、その裏には
「自分を認めて欲しい」
「もっとわかって欲しい」
という自分自身の声が
隠れていることがあります。

 

同じ出来事があっても
人によって受け止め方は
様々です。
つまり、“問題”とは出来事
そのものではなく、自分が
どう感じ、どう解釈したか
によって生まれるものです。

 

何かうまくいかない時は
誰かのせいにする前に
「自分は本当は何を
望んでいるんだろう?」
「なぜこんなにイライラ
するのだろう?」と
自分に問いかけてみてください。

 

すると、
「もっと認めて欲しい」
「安心したい」
「自分らしくいたい」
そんな“本音”
が見えてくる
かもしれません。

 

その本音を大事に
すればするほど、
「じゃあ、どうすれば
いいのだろう?」という
建設的な視点が生まれてきます。

 

もちろん、何もかもが
自分のせいだと責める
必要はありません。
でも、「自分の反応」や
「自分の本当の感情」に
目を向けることは
これからの生き方にとても
大きなヒントになります。

 

自分の中にある違和感に
気づき、それを認め
今の自分から少しだけ
抜け出すことで、問題の
“本当の意味”が見えてくる
こともあるのです。

 

誰かのせいにしているうちは
ずっと「被害者」の立場の
ままで、他の誰かに自分の
人生の主導権を預けて
自分の人生なのに、自力で
歩むことはできません。

 

でも、自分の中にある答えに
気づいた瞬間から、私たちは
「人生の主導権」を取り戻す
ことができるのです。

 

問題の答えは、外ではなく
自分の中にある。
そう思えたとき、人生は
少しだけ優しく、自由に
なるのではないでしょうか。

 

あなたは、自分の本当の
気持ちに気づいていますか?

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2025-03-31 11:42:00

「まだまだ!」と思えたら、人生はもっと面白くなる

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

この仕事をしていると、
驚きの光景に遭遇することが
しばしばあります。

 

気づきの瞬間や、変化を自覚
した時の表情や言葉は
子どもが新しいおもちゃを
手にした時に見せる表情に
よく似ています。

 

目をキラキラ輝かせて
満面の笑みで「見つけた❢」
と言った感じです。

 

私の教室に通われてる
生徒さん達は決して若く
はなく、60代後半の方も
いらっしゃいます。

 

通い始めの頃は、
自分の年齢では自分を変える
ことは無理なんじゃないかと
心配されている方がほとんど。

 

数か月も経てば、その心配は
驚きに変わります。
思いもよらない自分に出会い
時には困惑しながらも
自分の軸をしっかりと
積み重ねていきます。

 

変えると言っても
性格そのものではなく
無意識の中に蓄積された
経験からくる感情を見える化
しながら、要るものと
要らないものを区別して
大切なものは残し
そうでないものは手放す
と言った作業をコツコツと
積み重ねていくのです。

 

それを数か月繰り返すと
性格そのものは大きく
変化しなくても、考え方や
受け止め方が変化するので
周囲には性格が変わった
かのように見えるのです。

 

そして、周りの人達の
自分に向ける対応が
少しずつ変化します。
その相手の変化がまた
自分に影響してより良い
関係性になっていきます。

 

発見→計画→実行
→検証→改善を繰り返すこと
なので、実はいくつになっても
できることなのです。

 

ただ、重要なのは
「変わりたい」という意思と
「あきらめない」という
気持ちが大切です。

 

それを、実践し証明して
くれているのが、今の
生徒さん達なのです。
しかも、60代後半の方も
皆さんと同じ期間、むしろ
早いと言ってもいいくらいです。

 

と言ったように、
幾つになっても、自分を
成長させることはできる
ということなのです。

 

このブログを読んで
くれている皆さんは
自分の年齢を見て
もうこんな年だからと
あきらめていませんか?

 

あきらめてしまえば
今の状況は何も変わりません。
幾つになっても変われる
ということを信じて
みてください。

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