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2025-12-15 21:56:00

考える力を引き出す魔法の言葉

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

インターネットが普及し
分からないことは検索すれば
すぐに答えが手に入る
時代になりました。

 

効率よく正解にたどり着ける
一方で、私たちは「考える時間」
を意識せずに手放している
のかもしれません。

 

職場や家庭、どんな場面でも
「どうすればいいですか?」
「正解は何ですか?」
と答えを求める声は
少なくありません。

 

早く答えを出すことは安心に
つながりますが、その答えが
本当に自分に合っているか
どうかは、立ち止まって考え
なければ見えてこないものです。

 

企業の現場でもよくある光景です。
部下から
「どうしたらいいんですか?」
と聞かれ、つい答えを教えてしまう。

 

忙しい中で考える時間を待つより
正解を示した方が早いからです。
育成したい気持ちはあっても
成果やスピードを求められる
現実がある。

 

その結果、部下は動けるように
なりますが、自分で考える機会は
減ります。

 

管理職は気づかないうちに
育成と効率の間で板挟みに
なっているのです。

 

だからこそ、明日からできる
小さな行動があります。
すぐに答えを出す前に
一度だけ部下に問いかけてみること。

 

「あなたはどう思う?」

 

このひと言が、考える力を引き出す
魔法の言葉になります。

 

もちろん、突き放すわけではなく
答えを急がず、一緒に考える
という姿勢がとても大切です。

 

その小さな積み重ねこそが
人を育て、自分も育てる――
まさに、考える力を引き出す
魔法の言葉なのです。

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2025-12-12 09:06:00

ジャッジを手放すと、関係が楽になる

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

私たちは観察しているつもりでも
気づかないうちに“ジャッジ(評価)”
をしてしまうことがあります。

 

本来の観察は、ただ事実を
そのまま受け取ること。でも
ジャッジが入ると感情が前に出て
物事をそのまま見られなく
なってしまいます。

 

前回お伝えした「無意識の棚卸」は
この無意識のジャッジに気づく
ための準備のようなもの。
今回はその一歩先として
観察とジャッジの違いを、もう少し
丁寧に見つめてみたいと思います。

 

たとえば自分へのジャッジ
「また集中できなかった」
「私ってダメだな」とつい責めて
しまうことがあります。

 

でも本当は“集中できなかった”
という事実があるだけ。「ダメだ」
という評価が重なることで
必要以上に落ち込んでしまいます。

 

観察で止められれば
「疲れていただけかも」
「環境を整えれば変わるかも」と
自分に優しく向き合える
余白が生まれます。

 

相手へのジャッジも同じです。
あいさつが返ってこなかった同僚を
見て「感じが悪い」と思ってしまう。
でも観察に戻ると、そこにあるのは
“あいさつが返ってこなかった”
という事実だけ。

 

体調が悪かったのかもしれないし
忙しすぎて気づかなかったのかも
しれません。ジャッジが入ると
相手を理解する前に感情が
先に進み、余計な疲れを
抱えてしまいます。

 

そして、行動につながる一歩として
何か気になることがあったら
「これは事実?解釈?」と
振り返ってみてください。

その小さな一瞬が、余計な
ジャッジからあなたを離し
観察へと戻るきっかけになります。

 

観察に戻る回数が少しずつ
増えるだけで、人間関係は驚くほど
軽やかになります。無意識の
ジャッジに気づくことが
優しさの循環につながっていくはずです。

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2025-12-08 10:15:00

心の土台を見直す『無意識の棚卸』という習慣

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

私たちは、生まれてから今日まで
家族や先生、周りの大人たちから
受け取ってきた言葉や態度
体験を積み重ねながら、“無意識”
という土台をつくり上げてきました。

 

その無意識は、普段の選択や
行動だけでなく、気持ちの
揺れ方や人との距離感にまで
影響を与えています。

 

だからこそ、今なにか問題や
生きづらさに直面しているとき
その背景には無意識が深く
関わっていることが
少なくありません。

 

「分かっているのに変われない」
「頭では理解しているのに行動
できない」

そんな状態は、根っこにある
無意識が動いているサイン
でもあります。

 

多くの人が問題解決のために
本を読んだり、学びを増やしたり
新しい考え方を取り入れよう
とします。

 

もちろん、学ぶことは
とても大切です。
ですが
自分の無意識がどんなクセを持ち
どんな価値観を抱えているのかを
知らなければ、せっかくの学びも
十分に活かせなくなる
ことがあります。

 

そこで大切になるのが
「無意識の棚卸」です。

といっても、特別なことを
する必要はありません。

ヒントは、私たちの日常の中
にすでにあります。

 

どんな言葉に反応したのか。
どんな態度を見たときに
心が動いたのか。

どんな状況になると
落ち着かなくなるのか。

 

私たちは、こうした些細なことに
無意識のまま反応し、そして
行動しています。

 

まずはその“いつもの反応”に
気づくことが、棚卸の第一歩です。

 

無意識の棚卸は、長い時間を
かけて育ってきた分
ほどくにも時間がかかります。

でも、焦らなくて大丈夫。

 

大切なのは、
ほんの少しの気づきを積み重ねる
ことなのです。

 

今日の中で反応した小さな
出来事を拾ってみる。

それだけで、無意識の棚卸は
確実に進んでいきます。

 

そしてその積み重ねが
自分のクセを理解する大きな
ヒントになり、
これまで学んで
きたことがスッと腑に落ちて
いきます。

 

明日からではなく、できれば
“今この瞬間”に気づいた小さな
反応をメモしてみてください。

 

それが無意識の棚卸を進める
具体的な第一歩になります。

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2025-12-01 21:36:00

大きな目標より、明日の一歩

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

 

目標を立てると、
「ちゃんとやらなきゃ」
「計画通りに進めなきゃ」と
思ってしまうことって
誰にでもありますよね。

 

でも、思ったように進まない
日が続くと、自分を責めて
しまったり、やる気そのものが
しぼんでしまったり…。

 

私自身も何度も経験があります。
体力・気力・役割のバランスが
取れず、頑張りたい気持ちと
現実の間でちょっと疲れてしまう
こともあるのではないでしょうか。

 

そこで、今回お伝えしたいのが
「babystep」という考え方です。

目標に向けて一生懸命に力を入れる
のは素晴らしいこと。

 

でも、大きな一歩って案外
ハードルが高いものなんです。
やろうと思っていても、気持ちが
追いつかない日があるのは当たり前。

 

だからこそ、“明日すぐにできる
ちょっとした一歩”に目を向けて
みてほしいのです。

 

それが、babystep。

 

例えば、運動を始めたいなら
「今日は靴を玄関に出しておく」

片づけたいなら「引き出しをひとつ
開けて、中を眺めるだけ」

そんなのでいいの?と思うくらいの
レベルで大丈夫です。

 

この小さな一歩でも、「できた」
という感覚がちゃんと心に残ります。

その小さな成功が積み重なると
気づ
けば次の一歩が以前より軽く
踏み出せるようになる。

 

むしろ、こうした
“ゆるやかな積み重ね”のほうが
無理がなくて、結果的に長く
続きやすい気がしています。

 

私自身、目標を立てては達成
できず落ち込む…ということを
繰り返していました。

 

でも、babystepを取り入れてからは
前よりも自然に取り組めるようになり
「あれ、できてるかも」と思える
場面が増えてきました。

 

もし今、目標に向かうことが
ちょっと重く感じていたら
まずは“すぐできる小さな一歩”を
ひとつだけ試してみてください。

 

そのほんの少しの前進が
これからのあなたの背中を
そっと押してくれます

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2025-11-25 22:35:00

自分を知れば、相手の見え方も変わっていく

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おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。

 

人間関係でつまずいたり、
心がざわついたりすると、
多くの人はつい
「相手に原因がある」と
考えてしまいます。

 

「どうしてあの人はあんな
言い方をするんだろう」
「もっとこうしてくれたら」と、
相手に視点を置くほど
ストレスは増えていきます。

 

けれど、相手を理解しようと
頑張っても、自分の価値観や
経験が邪魔をすることがあります。

 

同じ出来事でも、受け取り方は
人によってまったく違うもの。
わかっているつもりでも、
自分基準で相手を見てしまう
のが私たちのクセです。

 

その一方で、案外「自分のこと
ほど分かっていない」ものです。
なぜか反応してしまう言葉や、
同じパターンを繰り返す行動には、
自分でも気づいていない理由が
隠れています。

 

そこに気づき始めると、
自分の内側には思った以上に
“知らない自分”がいることに
驚かされます。

 

そして面白いことに、
自己理解が深まるほど他者理解も
自然と広がっていきます。

 

自分の価値観を知ることで、
相手にも相手なりの背景や
理由があると受け止めやすくなり
「この人にも事情があるんだな」
と少し余裕を持って関われる
ようになるからです。

 

もちろん、自分を理解する
にも相手を理解するにも
時間がかかります。
すぐにできるわけではありません。

 

でも、ゆっくり自分を振り返り
ながら関係の変化を感じていく
プロセスそのものが、日々を
生きやすくしてくれるのだと
思います。

 

まずは、自分の内側に
そっと目を向けてみませんか。

 

たとえば「最近よく反応し
てしまう出来事は?」
「そのときどんな気持ちだった?」
と、自分に小さな問いを
投げかけるだけでも十分です。

 

その一歩が、相手の見え方を変え、
これからの人間関係を少しずつ
心地よい方向へ動かしてくれるはずです。

 

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